座禅の体験をしたときのこと。めっちゃ不思議な現象を体感したけど、1回でいいかなと思った話。
こんにちは。
2年くらい前に、市内のお寺さんで開催している座禅体験に行ってきました。
長くなりますが、もしよかったら読んでください。
もともと興味があったのですが、当時は仕事が忙しく時間も取れないし、ずっと座ってるのも大変そうだし、煩悩だらけなので背中をぱーんってみんなの前でされるのも恥ずかしいとかいイロイロ考えてたのですが、会社の同僚が、市内で体験ができるところがあって、体験してみたというのを聞いて私もさっそく予約をして行ってきました。
まず、お寺さんの入り口で住所と名前を記入したら、お坊さんに案内されてすごく大きい仏様がいる部屋に行きました。仏様がいらっしゃるところは、仏壇を大きくしてキラキラさせた感じで、エネルギーでてそうって思いました。仏教とかお寺とか詳しくなくてうまく表現できなくてごめんなさい。
参加者は全部で8名ほどで、お寺の人(お坊さん)と座禅の会の代表の人がいて、座禅の会の代表が作法や詳しいやり方を説明してくれました。最初に1人ずつ自己紹介をしました。私を含む3名が初めての人で、あとの人はリピーターでした。
まず、座禅の足の組み方。これがけっこう難しい。
足が痛い。代表が「無理な人は多少違っててもいいですよ」と、楽な座り方や、座布団を使うやり方を教えてくださいました。
座禅の時間は45分。
目は半開きにして、自分から50センチくらい離れたところの畳のへりを見る。
呼吸を1から順番に数える。
途中で雑念が入ったら、もう一度、1から数えなおす。
説明をひととおり聞いた後、代表の合図とともに座禅が始まりました。
開始直後・・・頭の中で、いーーーーーち、にーーーーーい、さーーーーんと数えながら呼吸をするのですが、途中で雑念が入ってしまい、10までも数えられない!!
それでも徐々に回数が伸びていきました。
そうこうしているうちに、お、今回は50超えたな♪と思ってたときのこと。(あ、これ自体雑念なんだけど、そこは許して)
ずっと、息を吸ってーーー、吐いてーーーしていたのだけど、ふっと、あれ?いま呼吸してなくない?って気が付いて、呼吸しなきゃと思って吸おうと思っても吸えない。でも、頭では吸ってって命令してるのだけど体が動かない。でも、まったく苦しくない。視線はずっと畳のへりを見続けていたのだけど、いつの間にか、目の前は白い。全体に白い中に私がいる。体の感覚がない。時間の感覚は5秒くらい。
あれ、なんか不思議と思いながらも、「息をしなくては死ぬ」という考えが頭に浮かんできたら、息をし始めました。目の前も、もとの畳のヘリが目に入ってきました。
座ったまま気絶していたのか?
それともそのときの、自分がほんとうの自分の姿なのか。
そのあとは、もう、その感覚になることはなく、呼吸もまあ、20回以上はコンスタントにいけるようになってました。でも、足がしびれてる。痛い。けっこうキツイ。だんだん足の感覚がなくなってきました。もう、早く時間にならないかな・・・と思ってました。
(背中ぱーーーーんは、ない座禅の会でした。)
そして、やっと時間。45分は長い。足が痛い。
でも、「あの感覚」を体感できたことが、よかったです。
長い文章を読んでくださってありがとうございました。