自作自演 お悩み相談室

どうも。越あん子と申します。お悩みを抱えるすべての人に。

たまたま目に入ったはてな匿名ダイアリーを見て、3年半前に出会った子供の事を思い出した。

今日、ブログを書こうと思ってたまたま目にした、子供が死んで楽になったという投稿。気になってなんとなく読んだんだけど、3年前くらいに出会った子供の事を思い出した。

 

その日は、私が病院で定期検査を受けるために仕事を休んで自転車で病院へ向かっていた。朝の7時半ごろ。片側2車線の、バスも通るわりと幅広い道路を通っていた時にふと車道を見ると、1~2歳くらいの男の子が車道の真ん中より少し歩道よりを歩ていた。幸い信号は赤で走っている車がいなかったんだけど、近くに親がいるよねって思ってあたりを見たけど、親らしき人はいない。というか、歩いてる人もいない。信号が変わる前に、まず自転車をスタンドをたてて止めて、信号待ちをしている車に手で合図しながら子供を抱きかかえて、歩道に戻った。その子は靴をはいていなかった。

 たぶん、親が目をはなしたすきに家から出たパターンだなと思い、きっと親は探してるだろうと思いあたりを探してみた。でも、親らしき人は見当たらない。というか、歩いてる人がいない。「お名前は?」とか「おうちはどっち?あっち?」とか聞いても答えられない。その辺を探し回ったけど、結局、家がわからず警察に連絡しました。その時点では捜索願はでてなくて、その子も私にぺったりくっついて警察の人のひとに渡そうとしても行かなかったので、ひとまず親が来るまでだっこしてることにしました。

 そして、しばらくして親から捜索願がでて、親に渡しました。

 

 あのときの子はたぶん、発達障害だったと思います。息子が発達障害で療育に通っていたので、特徴が似ています。

もしか私があの時間にあの場所を通っていなかったら、あの子は車にひかれてたかもしれない。そのほうが、両親にとって楽になったのかもしれない。

自分のとった行動が、知らないうちに、他人の運命を大きく変えることもある。

 

そんなことを思いました。