通勤途中にいた、週3くらいで宇宙人を呼んでたおじさんの話。
こんにちは。
4~5年前に自転車通勤をしていた時の事です。
朝の7時頃、国道沿いの歩道を自転車で走っていると、いつも決まった場所に不思議なおじさんがいました。そこは高架下の、長さ5メートルくらいの歩道なんですが、そこで信号待ちをしていると、反対側にいるおじさん。
たぶん70代くらいの、小柄でやせていて、髪の毛の長さは肩くらいまである。
信号待ちをしているとおもいきや、信号が変わった瞬間に車道の方を向いて、手に持っていた文庫本のようなものを空に向かって掲げて、パラパラとページをめくりながら何か言っている。
そのおじさんの横を自転車で通りながら会社へ向かう。
空を見てみるんだけど、何も見えない。一応、毎回見てみる。なんとなく。
おじさんには見えてるのかな。
見えてるとしたら、ワクワクするかもしれないけど、怖い気もする。